Adobe Reader(アドビリーダー)は、PDFファイルを開くために必要なソフトウェアです。
アドビのサイトから無料でダウンロードとインストールが可能です。
最新版は、Adobe Acrobat Reader DC(アドビアクロバットリーダーディーシー)という名前で提供されています。
Adobe Acrobat Reader DCの前のバージョンはAdobe Reader XI(アドビリーダー11)ですが、2017年10月15日にサポートが終了となったので、最新バージョンのAdobe Acrobat Reader DCへのアップデートが推奨されています。
最新版「Acrobat Reader DC」無料ダウンロードはこちら!
https://get.adobe.com/jp/reader/
目次
【最新版】Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード方法は?
PDFを開くためにはダウンロードが必ず必要なので早速ダウンロードをしてみましょう。
1)アドビのダウンロードサイトを開く
2)チェック項目を確認する(不要ならチェックを外す)
3)利用規約を確認
4)今すぐインストールボタンを押す
これでダウンロードは完了です。
注意点としては、オプションのプログラムでチェック項目を外さないとセキュリティアプリ(無料)も一緒にダウンロードしてしまうことです。
不要な場合は必ずチェックを外しましょう!
【最新版】Adobe Acrobat Reader DCのインストール方法は?
ダウンロードが完了したら、続いてソフトウェアを使えるようにインストールを行います。
1)ダウンロードしたファイル(readerdc[xxx]_install.exe)をダブルクリックで開く
2)実行を押す
3)Adobe Acrobat Reader DCのインストーラーが表示されインストールスタート
4)終了を押す
起動にチェックが入ったままにすれば直ぐに立ち上がります。
これでPDFを開くことが出来ます。
最新版のAcrobat Reader DCの無料ダウンロードはこちらから
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【最新版】Adobe Acrobat Reader DCは何が出来るの?
実は、アクロバットリーダーDCは無料版のソフトなので出来ることが限られます。
1)PDFを開く(表示する)
2)PDFを印刷する
3)PDFに署名や注釈を追加する
基本的に出来ることはこの3点です。
お気づきの通り、PDFを作成、編集することは出来ません。
「PDFファイルを自分で作成したい!」
「このもらったPDFファイルを修正したい!」
という場合は、別途でAdobe Acrobat DC(アドビアクロバットディーシー)という別売りのソフトを購入する必要があります。
金額は高いので、作成や編集をする予定のない人は無料版のアクロバットリーダーDCで十分事足ります。
【最新版】Adobe Acrobat Reader DCの新機能って何?
アドビリーダーの最新バージョンなので、以前のバージョン(Adobe Reader XIなど)とは違い新機能が追加されています。
・拡張されたセキュリティおよびバグ修正
⇒定期的にセキュリティアップデートが入手可能
・ツールセンター
⇒PDFをMS Office 形式に書き出したりできます
・マルチタブ表示を備えた新しいインターフェイス
⇒直感的な表示ができます
・オンラインストレージコネクタ
⇒Dropbox、OneDriveなどのファイルにReader内からアクセス可能
・入力と署名
⇒どのデバイスからもフォームに入力、署名、送信可能
・Acrobat Reader DC モバイルアプリ
⇒無料のモバイルアプリ( Android 版または iOS 版 )もあり、スマホからPDFを操作できます
最新版のAcrobat Reader DCの無料ダウンロードはこちらから
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【旧版】Adobe Reader XI、Xを使ったらダメなの?
アドビリーダーの以前のバージョンをAcrobat Reader DCにアップデートせずに利用することはもちろん可能です。
ですが、Adobe Reader Xは既にサポート終了、Adobe Reader XIは今年の10月でサポートが終了となり以降はセキュリティアップデートなどは行われません。
つまり、脆弱性が見つかっても修正パッチが更新されないため、あなたのパソコンがウイルスなどに無防備な状態になります。
無防備ということは攻撃対象となるので、不正なプログラムを詰め込んだファイルが送られて来た時に開いてしまうリスクがあります。
最悪な場合は、あなたのパソコンがウイルスの感染源となり社内や取引先のパソコンにもウイルス感染を起こしてしまう原因となってしまうのです。
Adobe Reader XI
Adobe Reader X
Adobe Reader 9
Adobe Reader 8
といった古いバージョンを使っている場合は、直ちに最新版のAcrobat Reader DCへアップグレードをおすすめします。
Acrobat Reader DCへのアップグレードはこちらから
https://get.adobe.com/jp/reader/
【最新版】Acrobat Reader DCのアップデート方法とは?
Acrobat Reader DCにもバージョンが存在します。
2017年7月25日現在の最新バージョンは【2017.009.20058】になります。
バージョンの確認方法は下記が一番カンタンに調べられる方法です。
1)製品(Acrobat Reader DC)を開く
2)上のタブでヘルプをクリック
3)アップデートの有無をチェック
4)最新バージョンがあればアップデート
以上です。
インストールが完了すると【アップデートが成功しました】と表示されます。
アドビのダウンロードページからバージョンを確認することも出来ますが、最新版でない場合があります。(最新版が出て間もない時など)
その時は、ダウンロード後に上記の方法で最新バージョンの確認を行いアップデートをすると安心です。
【最新版】Acrobat Reader DCの日本語版をダウンロードする方法
2つの方法があります。
【1】基本的に下記からダウンロードを行えば日本語でダウンロードができます。
https://get.adobe.com/jp/reader/
【2】もし、違う言語でダウンロードをしたい場合は、下記より言語を選んでダウンロードすることも可能です。
https://get.adobe.com/jp/reader/otherversions/
こちらからダウンロードする際は、
1)オペレーティングシステムを選択
2)言語を選択
3)バージョンを選択
と3つの選択をする必要があります。
【1】の場合は自動であなたのパソコンのオペレーティングシステムと言語(日本語)を検知してくれますのでWindows 10でもWindows 7でもMac OSでも問題ありません。
【2】のバージョンの選択では【Reader DC】(最新版)のほかに【Reader 11】(以前のバージョン)も選ぶことが可能です。
どちらも無料ですが、今ダウンロードをするなら最新版のAcrobat Reader DCをダウンロードすることをおすすめします。
ある日突然、日本語が英語になった場合の対処法
Acrobat Reader DCを使っていて、新しいバージョンへアップデートを行った際に英語になっちゃった!という時は下記の方法で日本語に戻すことが出来ます。
1)Acrobat Reader DCを開く際に、Ctrlボタンを押しながらダブルクリックで開く
2)言語が選択できるフォームが立ち上がるので「日本語」を選ぶ
これで日本語に変更できます。
上記の方法で戻せなかった場合は、下記サイトに別の方法が記載されていますので参考にしてみてください。
https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/235382.html
まとめ
Adobe ReaderはPDFを開くために必要なソフトで無料で利用することが出来ますが、度々セキュリティホール(脆弱性)が見つかっているためバージョンアップをちょいちょい行っています。
そのまま放置しておくとあなたのパソコンが危険に晒されてしまうので常に最新版にアップデートをしておく必要があります。
Acrobat Reader DCの場合は、初期設定で自動アップデート設定になっているので自分で毎回確認作業をしなくても自動アップデートで常に安全な状態を保つことが可能です。
まずは、最新版のアドビリーダーをダウンロードしましょう。
無料ダウンロードはこちら
https://get.adobe.com/jp/reader/